2008 年
7 月
22 日
北九州エコタウン事業の現状を視察してきました
〜環境保全と産業振興の統合〜
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7月17日から19日まで北九州に環境事業の視察に行ってきました。 日本の近代産業の第1歩として1901年に官営八幡製鐵所が操業を開始した北九州市。その後高度成長を支えてきましたが、その一方で1960年代に深刻な産業公害をもたらしました。 その後市民・行政・企業が一体となって公害問題に取り組み、「死の海」とよばれた洞海湾には100種類以上の魚介類が戻り、日本一の降下ばいじんを記録した空は国から「星空の街」に選定するまでに改善されたそうです。 また、これらの環境への取り組みは国際的にも環境改善モデルとして高く評価されています。 今回の視察は、この北九州市環境局の取り組みを担当職員から説明を受けるだけでなく、北九州のエコタウン事業の現場も視察することができました。 また福岡県築上町のし尿液肥化事業の取り組みも視察しました。既存の施設の老朽化によるし尿処理施設の新設と海洋投棄の禁止という背景のもとに、資源循環・地産地消を目指してし尿を液肥として再利用することを実現した自治体担当者の話は興味深いものでした。また佐賀県の太陽光発電設置事業の取り組みの話や全世帯太陽光発電付き賃貸マンション事業を成功させ新エネ大賞経済産業大臣賞を受賞した芝浦特機株式会社の視察などを含め環境一色の視察でした。 この視察で一番感じたことは環境施策を成功させるためにはユーザーである住民(市民・県民・町民)を環境事業の主役としなければならないことでした。 行政や経営者側だけの環境施策には限界がある事でした。 「エコシティなかの」を今後展開していく中野区での環境施策でも区民の意見を反映し区民が参加する仕組みが一番必要と感じた視察でした。
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